2017年03月02日
MAC10の静粛性UP&レスポンスUP
中古のMAC10をいじってみたいと思います。
MAC10の最大の特徴である静粛性を向上させ、なおかつ『ウィパン!ウィパン!』ってかったるいレスポンスを何とかしたい、この2点に絞って考察&実践してみようと思う( ͡° ͜ʖ ͡°)
まず静粛性に関して。
主に大きく聞こえる音は『ギヤ同士の当たるギヤノイズ』『ピストンがシリンダーヘッドに当たる打撃音』のふたつ。
コレはノーマルの状態でノーマルバッテリーを使用した時が最も静か。
コレにスプリングを強い物に交換すると
ギヤ同士の当たりも強くなるからギヤノイズが大きくなり、ピストンがシリンダーヘッドに当たる力も強くなるので打撃音も大きくなります。
リポバッテリーを使用すると
モーターの出力が上がり力強くギヤを回転させる為、ギヤノイズが大きくなります。
つまり、パワーアップさせようとスプリング交換、リポ化をすると静粛性は大きく失われてしまいます。
打撃音について。
以前、打撃音だけでも静かにさせようとシリンダーヘッドにソルボセインを使用したことがあります。
結果は、体感ほぼ変わりませんでした。
電動拳銃工房さんでも検証されてますが、やはり結果はほぼ変わっていませんでした。
いくらソルボセインを使用してもスプリング交換をすると、打撃音は大きくなったままです。
それどころか、試しで数百発試射して中身を確認すると新品だったソルボセインの表面が割れてボロボロに_:(´ཀ`」 ∠):
恐らくサバゲーに使用したら1日で交換時期でしょうね。
よって、シリンダーヘッドの緩衝材としてはソルボセインは不適切であることが分かりました。
ピストンの打撃音をノーマルより小さくする方法としては、スプリングを弱くするかエアブレーキピストンにするか。
スプリングを弱くしたら当然初速は下がります。
エアブレーキピストンにしてもシリンダー容量が減るので初速が下がります。
元々初速の低いMAC10でこの2つは致命的。
そもそもエアブレーキピストンは自作しなければならないし、高い加工精度を求められるのでもっと現実的ではありません。
つまりピストンの打撃音は!
ノーマルスプリングを使用して、緩衝材もノーマルの状態が最良と判断しました。
ではギヤノイズについて。
コレもやはりノーマルのニッカドバッテリーを使用した方が、ギヤの回転がマイルドなので1番静かです。
しかし、ゲームに使用するにはこのマイルドさが非常に足を引っ張ります。
しかもイライラします。
大抵の方はリポバッテリーを使用してこの欠点を補っていると思います。
しかし、上にもある通りリポ化はギヤノイズの増大に繋がります。
では、レスポンスは上げたいけどギヤノイズを静かにさせるにはどうしたら良いか。
私は不可能と思います。
レスポンスとギヤノイズは比例しているからです。
ならどうしたらいいのか。
ひとつアイデアがあります。
それは『プリコックカスタム』です。
プリコックカスタムとは
通常の電動ガンはトリガーを引いて接点が繋がると、モーターが回転を始めセクターギヤがピストンを引き、セクターギヤがピストンを引ききった時点でピストンが解放され前進して弾を発射する構造。
プリコックカスタムは、セクターギヤがピストンを途中まで引いた状態で停止させるので、トリガーを引くとピストンを少し引いただけで発射ができるカスタムです。
何でプリコックカスタムがギヤノイズに関係あるのか。
関係はありません。
プリコックだろうが同じギヤノイズが発生します。
しかし、通常の『ウィパン!』という音が『パン!ウィ』に変化します。(極端な話ではありますがσ^_^;)
という事は、『パン!』という打撃音の後に『ウィ』とギヤノイズが来ます。
『パン!』の打撃音は一瞬の音ではありますが、実際に音をよく聞くと『パァン!』と僅かながら余韻があります。
そう!
つまり、『パァン!』の余韻で『ウィ』をかき消してしまおうというアイデアです。
さらにプリコックの大きな特徴、トリガーを引いてからの発射が早く、
MAC10にとってコレは一石二鳥のカスタムではないかと思っています。
この記事のタイトル、静粛性&レスポンスアップとはつまりノーマルスプリングでプリコックカスタムを施すという事。
プリコックにすると常にピストンが後退している状態なので、保管時にもスプリングのテンションが掛かっていて内部パーツに負担が多く掛かってしまいます。
これもノーマルスプリングを使用する理由の1つです。
実際にコン電でプリコックカスタムってのは聞いたことが無かったので、この場を借りて人柱になってみたいと思います( ͡° ͜ʖ ͡°)
長くなったので、カスタム内容は次の記事にします( ͡° ͜ʖ ͡°)
MAC10の最大の特徴である静粛性を向上させ、なおかつ『ウィパン!ウィパン!』ってかったるいレスポンスを何とかしたい、この2点に絞って考察&実践してみようと思う( ͡° ͜ʖ ͡°)
まず静粛性に関して。
主に大きく聞こえる音は『ギヤ同士の当たるギヤノイズ』『ピストンがシリンダーヘッドに当たる打撃音』のふたつ。
コレはノーマルの状態でノーマルバッテリーを使用した時が最も静か。
コレにスプリングを強い物に交換すると
ギヤ同士の当たりも強くなるからギヤノイズが大きくなり、ピストンがシリンダーヘッドに当たる力も強くなるので打撃音も大きくなります。
リポバッテリーを使用すると
モーターの出力が上がり力強くギヤを回転させる為、ギヤノイズが大きくなります。
つまり、パワーアップさせようとスプリング交換、リポ化をすると静粛性は大きく失われてしまいます。
打撃音について。
以前、打撃音だけでも静かにさせようとシリンダーヘッドにソルボセインを使用したことがあります。
結果は、体感ほぼ変わりませんでした。
電動拳銃工房さんでも検証されてますが、やはり結果はほぼ変わっていませんでした。
いくらソルボセインを使用してもスプリング交換をすると、打撃音は大きくなったままです。
それどころか、試しで数百発試射して中身を確認すると新品だったソルボセインの表面が割れてボロボロに_:(´ཀ`」 ∠):
恐らくサバゲーに使用したら1日で交換時期でしょうね。
よって、シリンダーヘッドの緩衝材としてはソルボセインは不適切であることが分かりました。
ピストンの打撃音をノーマルより小さくする方法としては、スプリングを弱くするかエアブレーキピストンにするか。
スプリングを弱くしたら当然初速は下がります。
エアブレーキピストンにしてもシリンダー容量が減るので初速が下がります。
元々初速の低いMAC10でこの2つは致命的。
そもそもエアブレーキピストンは自作しなければならないし、高い加工精度を求められるのでもっと現実的ではありません。
つまりピストンの打撃音は!
ノーマルスプリングを使用して、緩衝材もノーマルの状態が最良と判断しました。
ではギヤノイズについて。
コレもやはりノーマルのニッカドバッテリーを使用した方が、ギヤの回転がマイルドなので1番静かです。
しかし、ゲームに使用するにはこのマイルドさが非常に足を引っ張ります。
しかもイライラします。
大抵の方はリポバッテリーを使用してこの欠点を補っていると思います。
しかし、上にもある通りリポ化はギヤノイズの増大に繋がります。
では、レスポンスは上げたいけどギヤノイズを静かにさせるにはどうしたら良いか。
私は不可能と思います。
レスポンスとギヤノイズは比例しているからです。
ならどうしたらいいのか。
ひとつアイデアがあります。
それは『プリコックカスタム』です。
プリコックカスタムとは
通常の電動ガンはトリガーを引いて接点が繋がると、モーターが回転を始めセクターギヤがピストンを引き、セクターギヤがピストンを引ききった時点でピストンが解放され前進して弾を発射する構造。
プリコックカスタムは、セクターギヤがピストンを途中まで引いた状態で停止させるので、トリガーを引くとピストンを少し引いただけで発射ができるカスタムです。
何でプリコックカスタムがギヤノイズに関係あるのか。
関係はありません。
プリコックだろうが同じギヤノイズが発生します。
しかし、通常の『ウィパン!』という音が『パン!ウィ』に変化します。(極端な話ではありますがσ^_^;)
という事は、『パン!』という打撃音の後に『ウィ』とギヤノイズが来ます。
『パン!』の打撃音は一瞬の音ではありますが、実際に音をよく聞くと『パァン!』と僅かながら余韻があります。
そう!
つまり、『パァン!』の余韻で『ウィ』をかき消してしまおうというアイデアです。
さらにプリコックの大きな特徴、トリガーを引いてからの発射が早く、
MAC10にとってコレは一石二鳥のカスタムではないかと思っています。
この記事のタイトル、静粛性&レスポンスアップとはつまりノーマルスプリングでプリコックカスタムを施すという事。
プリコックにすると常にピストンが後退している状態なので、保管時にもスプリングのテンションが掛かっていて内部パーツに負担が多く掛かってしまいます。
これもノーマルスプリングを使用する理由の1つです。
実際にコン電でプリコックカスタムってのは聞いたことが無かったので、この場を借りて人柱になってみたいと思います( ͡° ͜ʖ ͡°)
長くなったので、カスタム内容は次の記事にします( ͡° ͜ʖ ͡°)